最近の私は、お仕事で話すことが増え、
大きな声を出す機会も多くなりました。
人との出会いの喜びと同時に、
「本当は言いたくないことも、
伝えなければならない場面」も増えていきました。

毎日、人への伝え方に悩み、
帰ってからも反省ばかりの日々。

そんなある日、歌の練習中に
声帯ポリープができて、手術することに。
術後の経過は良好だったものの、
歌うと雑音がする。
思うように声が出ない。
今までのように歌えない日々が続きました。

「もう、自分には力がないんじゃないか」
「歌うことが怖い」

医師や先生に相談し、必死に努力しても
治らない……。声が枯れたままなんです。

人前に立つと、今まで体験したことのない
全身の震えが起きるように。
どんより曇り空のような日が続いていたある時、
ふと気づいたんです。

「こうあるべき」
「ちゃんとしなきゃ」
「声を直せない私はダメなんだ」

相手はそんなつもりでは
言っていなかったかもしれません。

それなのに私が、自分の声や現実、
周囲のアドバイスまでもを、
“自分を責める材料”として
受け取っていたのです。

できていることに目を向け、
的確なリハビリとリラックスを
少しずつ積み重ねていくうちに、
声は、みるみると“うるおい”を取り戻していきました。

そして今、私は思うのです。
あなたの声の不調は、
単なる加齢でも、気のせいでもなく、
「うるおいの戻し方」を
知らなかっただけかもしれません。

あなたも、ご自身の声を
もう一度好きになれる日が、きっと来ます。

その第1歩として――
“うるおいボイスレッスン”を、
はじめてみませんか？